2019.09.07 |ブログ

楽しい会話をするには


初めてデートをする時、お見合いの時、まだ知り合って間もないころは会話が続かなかったらどうしよう、盛り上がらなかったらどうしよう?と悩むものです。そんな悩んでいる男性、女性、とても健気に感じます。

会話はキャッチボールなので、どちらかが話すとどちらかがその事について返す。これ当たり前のようだけど、意外と出来ていない人がいる。

私の義父はとてつもない無口。男性に無口な人は多いけれどこの年代の人らしく喋ると何か損するのか?と思えるほど、話す事を極力しない人。

「今日は良いお天気ですよ」と話かけても「そうかい」としか返ってこない。
お父さん今日は私がご飯を作るけれど、何が良いです?と聞いても、何か具体的な答えがかえってきた事は一度もない。
カレーがいいですか?肉じゃが?と聞いたとしても、答えてくれない。

そんな義父とファミリーレストランに入った時、もうメニューを決めるのが大変。「パスタなんていいじゃないですか?義父さん前もパスタ美味しいって言ってましたよ」と助け船を出すと、メニューのパスタのところを見始める。「和風のキノコパスタなんてさっぱりしていて良さそうよ」と言うと、わかったそれにすると頷く。

自分の意思はないのかよと思いながら、やっと注文。その後、フリードリンクの飲み物取りに行くときも、「飲み物はどうします?自分で見てくる?」と聞いても質問の意味がわからないみたい。

フリードリンクを知らないのかもと想像し、「では私がもってくるけど、何がいい?」
勿論答えは買ってこない。「お茶がいいかな。温かいお茶と冷たい麦茶なんかありそうだけど、どちらが良いですか?」と聞くとやっと、「温かいの」と一言答えてくれる。

申し訳ないけど、イライラする。どうでも良いのだろうし、何を出しても文句は言わない。かといって、出したものを全部食べる訳ではない。全く手を付けないから、ああこれは嫌いだったんだと私が学習する。

そんな父を私はどう思うか。決して好きではない。だって面白くないし、イラっとするし、面倒臭い。喜んでいるのかもわからないから、遣り甲斐もない。

義母もよくお父さんは面白くない。と愚痴ってはいたが、結構仲良くやっていた。私の質問を通訳のように、答えてくれてもいた。

この頃は、病院に私が付きそう事もあるけど、お医者さんの質問にさえ答えないから驚きだ。よく今まで生きてこれたよね?と思ってしまう。これも義母が変わりに答えてくれていたみたい。とんだ子供だよ。

それでも、結婚できたのは良い時代だったからだと思ってしまう。とても真面目な人で、お酒こそ飲むけど、ギャンブルもしなければ、女性問題もないと思う。

それでも申し訳ないけど、今の時代なら絶対結婚できてない。だって何度も言うけど、面白くないし張り合いもない。

帰る時には、「又来なさいよ」と言うけれど、「は?なんで上から?」と思ってしまう。嫁だから来て当然と思っているようにしか聞こえない。又来てほしいなら、もう少し話をするとか、質問に位答えるとか、せめて少し位笑顔見せるかすれば?!と最後までイラっとしながら、嫁の仕事を終える。

もう一つ決定的に「は?」と思ってしまった事がある。私も後から聞いて驚いたのだが、母が買い物途中で転んでしまった。運悪く、植えてあった植栽の上に倒れこむと、何か尖った枝のようなものが口の下辺りに刺さってしまい、けがをした。

口の下という事もあり、かなりの血が出て、母はその時もっていたポケットティッシュで押さえるも、ポタポタと血をたらしながら、なんとか家まで辿りつく。

その後、血が止まる様子もないので、タオルを当てて、病院に1人行き、数針縫ってもらったのと情けなさそうに私に話す。私が、「え?お父さんは?家にいたでしょ?どうしてたの?」と聞くと、「ああ、お父さんは何もしないわよ」となぜか笑っている。

そうか。期待していないから腹も立たないとはこの事か。と妙に納得してしまった。

そんなたくましい義母に甘えていられたから、無口なままでいられたのか、義母が亡くなり、1人になった義父は毎日のように電話をかけてくる。寂しいし、心細いらしい。携帯電話なんていらないと言っていたのに、母が使っていた電話を自分で持ち、今まで使った事もない電話からかけてくる。

朝起きるのが早いから、かなり早い時間から電話が鳴る。またお父さんかと思いながらも電話に出て、とりあえず「お父さんおはよう」と私が言っているのに、一方的に話出す。

「この電話調子が悪いんだよ」あいさつもしないのかと思いながら、「よく聞こえているから大丈夫だと思うけど、なぜそう思うの?」と質問、「充電に乗せると電気がつくけど、すぐに消えるんだ」と。「それは充電がいっぱいになったら消える事になっているから大丈夫だよ」するとそこには返事はなく、次の話題を話だす。

「今日は土曜日だから〇〇へ行かなきゃいけない」「土曜日だから?毎週土曜日に出かけるところがあるんだね」「そりゃそうだろう、昔から土曜日は〇〇に行くんだ」

何がそりゃそうだだよ。知らないよ。初めて聞いたよ。

そして又次の話題「昨日〇〇さんが来たよ(次男の嫁)」「そうなのそれは良かったね」「1時間もしないうちにさっさと帰った」「まあそこにいてもやる事ないから仕方ないよね」「無言・・・」

そして次の話題へ・・・・

となんだかぎくしゃくしながらも、義父はなかなか電話を切らない。切りたくないのか、返事にこまると、次の話題が突然飛び出す。

なんとかラリーを続かせたい父と、低血圧の朝のせいで、だんだんと軽い嫌味を混ぜて会話にストップをかける私。

不毛な時間を過ごし、少しだけ反省したりしながら、電話を切る。

そう父は母のおかげで?会話を学ばずとも、結婚もできたし、生きてもこれた。

それでも周りは楽しくはないし、本人が一番寂しい。黙っていても理解してくれて感謝してくれる人に出会ったのはラッキーだけど、今は誰も父の事を理解しきれない。

なんとなく寂しいのかなとは思うけども、慰める気持ちにもなかなかなれない。

寂しいとか、嬉しいとか、言えば答えたいとは思うけど、つまらないとか、母が恋しいとかなんとなくでも感じられれば、もっと行ってあげようと思うけど・・・

自分の気持ちを表す事、会話を楽しむ事、相手を楽しませようと努力する事。全部自分に返ってくる。ここまで書いて思った事。もう少し義父に優しい言葉をかけてあげよう。自分のために

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